ちょっと待って!自分で白髪を染める、セルフカラーをする前に読んで欲しいコラム。
2023/01/21
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2023/01/21
ドラッグストアなどで売っている市販のカラー剤を使って、1度でも自分で白髪を染めた事がある人。
そんなあなたに質問です。
その時の事を思いだして欲しいです。
仕上がりに満足したって記憶、ありますか?
今回はそんなご自宅でやる、セルフカラーについて、
しっかりと深掘りしていきたいと思います。
最初に言っておきたい事が1つあります。
この記事は決して市販のカラー剤の成分がどうのこうので髪や地肌に悪く、やめといた方がいい。だから絶対サロンに来てちゃんと染めた方が良いよ!
と、誘導する物ではありません。
個人的には自宅でやるセルフカラー(白髪染め)は推奨しているタイプです。
ですが僕がこのコラムを書きたくなった理由なども含め伝えていきたいと思うので、最後までお付き合い下さい。
2020年、世界を震撼させた新型コロナウィルスによる「パンデミック」
終息も、やーーーっと近付いたかな?
うーん、まだまだですね。
今なお、世界中で猛威をふるっています。
今までは当たり前の様に思っていた色々な物事を一変させ、従来通りの常識がまるで通用しなくなりました。
美容業界においてもその影響は計り知れず、物凄いスピードで日常が変わっていった様に思います。
しかし、、、
そんなコロナ禍における状況でも、これだけは変わらなかった事実があります。
それは、どうしても白髪は気になってしまうという事です。
後々になりご来店されたお客様にしっかりヒアリングをして判明してきた事ですが、今まで美容室で白髪染めを繰り返されていた方達は、ご自宅でどうにかこうにか白髪を染めていたみたいなんです。
とりあえず人に会うな。不要な外出は避けろ。
そうでしたもんね。
仕方ない。
例えば、スーパーやドラッグストアで市販の白髪染めを買って自宅の洗面台でセルフカラーを試みてみたり、近くのお店に根元だけ染めに行ってみたり、フロントやトップの目立つ所だけ白髪を隠すマニキュアやファンデーションを付けたりと出来る限り工夫して何とか隠していたという事でした。
そこで僕の中で疑問が生まれました。
あまり出かけなくなっていたから人にも会わないし関わらなかったはずなのに、どうしてそこまで白髪染めをしてきたんだろう?
とても疑問なので聞ける範囲でお客様に尋ねていたら、驚きの事実を知る事に。
何と、
鏡の中の白髪だらけの自分を見るのがが嫌すぎる
これだったんです。
人に会うとかじゃ無くて、
自分自身が嫌だったみたいです。
う〜ん、なるほど〜!
そういう事だったんですね!
そして同じくこのセリフもよく聞きました。
家族にも白髪を見られたくない!
なんとなんと、、そこも大きな要因の1つだったんですね!!
それにはちょっとビックリ。
身内くらいは別に白髪とか見られてもいいんじゃないのかなぁ、、、
という、勝手なイメージを覆され、
少しでも若々しくいたい!という女性の美に対する気持ちがそうさせていたんです。
身内、家族にすら見せたくない。
旦那にも子供にもじいちゃんばあちゃんにも。
その思いが強く、そこまでの行動力を掻き立てていたんです。
美容でもっとも大切と言われる、髪、肌、歯、この3つの要素は本当にこだわりたいですよね。
その多くの女性の「少しでも若々しくありたい」 という思いを受けとめ、美容師としてその美に対する気持ちを応援していきたい!!
そう思い、このコラムを書き始めました。
1度、お客様がヘアサロンから離れ、若干落ち着きを取り戻し始めた時に、少しずつお客様も僕の所に戻って来て頂きました。
その時に気付いた事がありました。
ここに関しては僕のお客様がたまたま多かったのか、どこのヘアサロンでも起きていた事なのかはわかりません。何とも言い難い所なのですが、今回はあくまで僕の場合。僕の感想。
それは、多くのお客様が、
「自分で白髪を染めたら大変な事になった。ごめん、直して!」
この事例がたっくさん起きてしまいました。ほぼ毎日の様に連絡が来ていました。
近くの美容室に行っていた方はまだ良かったのですが、美容室に行く事すらも怖かった時期なので、家で染めたくなるのは当然。
がしかし、
真っ黒になったりムラになったり根元だけ明るくなってしまったりと、失敗された方がほとんどでした。
はい、それはもちろん治しますとも。
お客様が悩んでいたらとことん治療します。
「長めの時間と多少の傷みをともない」、以前の状態に近付けられる様に必死で治します。
ただ、、、
事実として伝えたいのは、自宅で市販の白髪染めを使いセルフカラーをして失敗し、それを治す為に時間と傷みが同時に付いて来てしまうという事です。
先程も言ったように、市販の白髪染めを悪く言うつもりは毛頭ない。
単純に市販であろうが美容室専売であろうがカラー剤を扱うのは、ちゃんとした知識が必要だよ!
という事が伝えたいのです。
パンデミックが起こした大事件は、至る所に影響を及ぼし、何と何と、お客様の頭の上が現場に、髪の毛にもしっかり事件を起こしていました。
致し方ない部分もあるので、何とも言えない、そんな感想でした。
市販のカラー剤をちゃんと調べた事が無いので、正確な事は何も言えないのですが、
僕の勝手な推測、
あくまでも推測の範囲ですが、
おそらく市販のカラー剤は、めちゃくちゃ進化していてかなり成分も良くなっているはずなので、地肌や髪にも安心して使用出来ると思います。
更に、染まり具合や傷みに関してもサロンで使っている美容室専売の物と大差はない(推測なのでご了承願う)本当に優れていると思われます。
なのにこの現状。
進化したはずのセルフカラー剤。
それでも多くの人が失敗したり、思うようにいかなかったり、残念なパターンだと酷い状態になったのに気付いていなかったり。
つらい、、、
でもこれは、カラーを沢山勉強してきた僕達から見れば、答えはとっても簡単です。
失敗した理由なんてただ1つ。
それは、
カラーの知識が無かった。
ただそれだけです。
だから誰も悪くありません。
カラー剤を作ったメーカーも悪くない。
セルフカラーを試みたお客様も悪くない。
悪いのは、セルフカラーを試みなければいけなかった世の中の状況が悪かっただけ。
という事は、
セルフカラーをする時に成功させるには?
失敗しないようにするには?
そう、ある程度の知識が必要です。
きっと市販のカラー剤の箱とか説明書に塗布の方法は書いてあるのですが、なかなか上手くいきませんよね。理解しにくい。
だから、セルフカラーを試みたければ、是非プロに聞いて下さい!
アドバイスをもらってから染めて欲しいです!!
どんな種類のカラー剤がいいのか?
色味は?トーンは?塗り方、順番!!??
是非、僕達に聞いて下さい!!
しかも白髪染めは特に!
何故かというと、普通のカラー剤よりも色が濃く入って行くので、失敗した時の代償が大きいからです。
今から試みようとしているあなた!!
(既に失敗して「言うのおせーよ!」って方はすみません????)
迷わず聞くことをおすすめします。
美容師側、私達ももわかっています。
あまり人前に出る事が減った今、美容室に行く回数は極力減らしていきたいですよね。
そうなると、白髪を隠す必要があります。
白髪を隠す為の方法は沢山存在するので、担当の美容師さんにちゃんとアドバイスをもらいましょう。
僕のお客様もセルフカラーをしている方、非常に多いです。
僕がおすすめしているのは、2ヶ月に1回、美容室でメンテナンス。
そして間の1ヶ月後に、生え際とトップの白髪が目立つ所だけ、そこだけを染めます。
全部染めるのは美容室でやります。
目立つ所だけを、少し明るめに染めてもらいます。
等など、
こういったアドバイスは、美容師さん1人ひとり考え方が違うと思うので、参考にして欲しいと思います。
はい、
それでは、全く新しい生活が、ニューノーマルと呼ばれる今こそ、その道のプロのアドバイスをしっかり聞き、実践して欲しいと思います。
最後までお付き合い下さり、ありがとうございました。
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